企業の人事担当者なら一度は耳にする「ロクイチ報告」。でも、「何を報告するの?」「どうやって提出するの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか?今回は、初心者向けにロクイチ報告の基本をわかりやすく解説します!
ロクイチ報告とは?
📌 正式名称:「高年齢者雇用状況等報告」および「障害者雇用状況報告」 📅 報告対象日:毎年6月1日時点の雇用状況 📍 提出先:企業の所在地を管轄するハローワーク
ロクイチ報告とは、企業が高年齢者(65歳以上)や障害者の雇用状況を報告する制度です。毎年6月1日時点のデータをもとに、企業は厚生労働省へ報告を行います。
なぜロクイチ報告が必要なの?
ロクイチ報告は、高年齢者や障害者の雇用促進を目的としています。企業がどれくらい雇用しているかを把握し、必要に応じて助言や指導を行うための重要なデータとなります。
また、障害者雇用促進法により、一定規模以上の企業には障害者雇用の義務があるため、報告を怠ると罰則が科されることもあります。
ロクイチ報告の対象企業
✅ 高年齢者雇用状況報告:従業員31人以上の企業 ✅ 障害者雇用状況報告:従業員40人以上の企業
障害者雇用状況報告は、雇用している障害者が0人でも提出義務があります!
ロクイチ報告の提出方法
📄 提出方法は2種類
- 郵送または持参:管轄のハローワークへ提出
- 電子申請:「e-Gov」システムを利用してオンライン提出
📅 提出期限:毎年7月15日まで
ロクイチ報告を提出しないとどうなる?
⚠ 高年齢者雇用状況報告:罰則なし(ただし、勧告に従わない場合は企業名公表の可能性あり) ⚠ 障害者雇用状況報告:30万円以下の罰金の対象となる可能性あり
まとめ
ロクイチ報告は、企業が高年齢者・障害者の雇用状況を報告する義務のある制度です。 ✅ 毎年6月1日時点のデータをもとに報告 ✅ 従業員31人以上の企業は高年齢者雇用状況報告が必要 ✅ 従業員40人以上の企業は障害者雇用状況報告が必要(0人でも提出義務あり) ✅ 提出期限は7月15日まで!
企業の人事担当者は、忘れずに提出しましょう!✨
詳細は公式サイトを確認してください:厚生労働省公式
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